ショック

道を歩いていたらピーガーいう声がするので見上げると、カラスがビルにアタックしています。
比較的のっぺりした建物なので、何があるのかと目を凝らすと、カラスに較べてじゅうぶん小さい鳥が壁のところで宙ぶらりんになっています。それに襲いかかろうとしていたのです。
ピーピー泣きながらぶらんぶらんしているのでよくわからないですが、ツバメに思えました。巣作りあるいは巣の補強のための材料―紐だか草だか―が引っかかって身体に絡んでしまったように見えました。
カラスはガーガーいいながら、近くの木で体勢を立て直して再度襲いかかります。ツガイと思しき小鳥がやってきて邪魔をしたので、カラスは失敗しました。しかしカラスにとっては3度目の正直、宙ぶらりんになっている小鳥をガシっと掴んで、その小鳥の力では脱出できなかった紐に難することなく、飛び去っていきました。あっという間のできごとでした。

狩の瞬間を目にするのはショックなものですね。
こちら(id:suikan:20060604:1149401555)のツバメさんにあっては、無事に巣立ちが迎えられますよう…

ツバメだったして、ツガイだったとして、残されたほうはどうなってしまうのかなぁ。オスかメスかもわからないですが。