裁断機を買いました2

手持ちの本が電子書籍で出る気配もなく、しかし自宅環境のダウンサイジングは待ったなしという状況にあって、手持ち書籍のスキャニングを進めています。かれこれ3年になりますか、いわゆる自炊というあれです。
ScanSnap S1500 と SV600 を装備*1していますが、メインはS1500です。何回か消耗品の交換もしました。
書籍の断裁は主にロータリーカッターで行っていました。
裁断機を買いました - Chuck’s Log

バッサリ行くタイプの裁断機が欲しいのだけれど、高い、家庭で使うには刃が怖い、大きくて置き場所がない、ということで、ロータリーカッターを購入してまあまあ満足して使用していました。

ただ、昨年の今頃に、ついにみかん箱に入った雑誌を手にかけることにしたときに若干悩みました。月刊誌で12年分ぐらい、刷数として140冊ほどあったのです。
試しに数冊ロータリーカッターで切ってみましたが、厚み1cmぐらい、ページ数にして100数十ページ、1冊あたり6〜8に下ろしてからロータリーカッター工程になります。3冊ほど手にかけたところで、これはちょっとやってられないと考えました。
いろいろと逡巡しましたが昨年の時点での判断は「オフィスサービスで切ってもらう」でした。都合3回、みかん箱5箱を持ち込んで、裁断してもらって翌日引き取りに行く。1冊105円(税込、当時)だったので15000円ほど。金額的には安めのバッサリ裁断機ぐらい。もうちょっとお金を足して、PK-513を買うかどうかとの天秤をしていました。

それから約1年経って、新しい裁断機が出ました。
コンパクト断裁機 PK-113|手動断裁機|切る用品|製品情報 | プラス株式会社ステーショナリーカンパニー(PLUS Stationery)

懸案だった 家庭で使うには刃が怖い、大きくて置き場所がない が解消されています。価格は、まだまだ自分のお小遣い範疇では高価な部類ですが、作業効率=お金と考えて、自分を納得させて購入しました。

厚み5mmぐらいまでの紙束を切ることができます。これまでロータリーカッターで行っていたよりも荒い単位で裁断機にくべることができて断裁するときも力いらずなので、作業の効率としてはずいぶんupしました。積んであってため息混じりに眺めていた雑誌の山が、新裁断機のもの珍しさもあったとは思いますが、さくさくとバラされていきました。次はマンガ単行本にとりかかります。
中綴じ本を、ステープルを外した後にこの裁断機にくべる際に束がずれてしまうことがあります。うまいやり方を模索中です。また、LEDによるカットラインが、今ひとつ見にくいですが、大幅作業効率upの前には大きな問題ではありません。

プラス 裁断機  コンパクト断裁機 PK-113 ホワイト

プラス 裁断機 コンパクト断裁機 PK-113 ホワイト

*1:あとフラットベッドスキャナもデジカメも使う