今日の本

電子工作物語―70年代から現在までの変遷を語る (I・O BOOKS)

どこかで誰かが挙げていたので、調達して読んでみました。いや読もうとしてみましたが、読み進めるほどに、「なんじゃこりゃ?」。

70年代から現在までの変遷を語る

なんてことはまったく語られていません。うそつき>工学社


頻繁に電子ブロック」の回路では の枕がつきます。にもかかわらずとうの回路を引用していないので読んでいてわけがわかりません。そのくせ電子ブロックの仕舞い方とか電子ブロックを壊さないためにはなどと得意気に書いてあります。なんなんだろう、いったい。
なんとかページをめくり、あとがきにたどり着きます。

そんな電子ブロックを、学研が復刻して販売開始したのは2002年4月のことです。
   (中略)
一方で、電子ブロックに付いてくる資料は20年以上前のままで、充分ではありません。当時、筆者たちには、多くの疑問が沸き*1ましたが、教えてくれる人もおらす*2、間単に説明している本もなくて大変困りました。また、子供のためにと称して買ったお父さんも、実は子供に説明できなくて困っているかもしれません。そこで、このような本を書こうという話が、筆者たちの中で誰かれと無く高まりました。

そうだったのか! 電子ブロックの復刻にからめた、コバンザメ本 だったのですね!


そういう趣旨であれば、本家本元の学研から出ている以下のオフィシャル本のほうが、+100dB きちんとしています。オフィシャル本の方が早い出版だったりします。あとだししておいて、あの内容はないのではないでしょうか>コバンザメ本。

学研電子ブロックのひみつ―EX‐150復刻版のすべてがわかる


リソース・イーターとの戦いは続く…