迷惑

石井晃の「スポーツ・ジャーナル」 October  13, 2004 可能性を信じる ― asahi.com : コラム : AIC

けれども、僕ら はあれやこれやと言い訳を作ってさぼっている。努力し続けることのしんどさに負けて、知らず知らず、チャレンジすることをあきらめている。体力の限界。年齢の限界。家庭の問題や経済的な問題。言い訳の材料は、周りにあふれている。

そういう雰囲気に反発し、自らの可能性を信じることから出発した記録である。彼が積み重ねた1本1本の安打はすなわち、強い反発心と自分の可能性を信じ続ける強い意志の結果である。そこに、人生が見えるから、僕ら は彼の記録に感動し、めちゃくちゃ熱くなってしまうのである。

十把一絡げにされてしまいました*1。唐揚げでないだけまだましか。

チャレンジしなければ、道は開けない。可能性を信じていなければ、前に進めない。

当たり前の事だ。だが、その当たり前のことが、僕のような凡人にはなかなかできない。その前の段階で、自ら限界を設け、あきらめてしまうことのなんと多いことか。

先週末。僕は近くの山を歩くつもりだった。けれども、朝、小雨が降っていたことを理由に、たちまち山歩きを中止して、布団に潜り込んでしまった。イチロー選手への道は果てしなく遠い。

一軸です*2。なぜイチローを目指さねばならないのか?
「あきらめてしまう」ことに対して著者は否定的に見ているようですが、多様、多態、リソースをひっくるめての意思決定であるわけです。戦略的な撤退かもしれないし、スローライフかもしれない。
あくまでも個人的な範疇に押しとどめていただいて、一次元的な思考/嗜好/志向/指向/試行を喧伝するのは止めていただきたいものです。

安いコラムをネタに書いているようでは私もまだまだ青いかな。


ん? 変な読み方をするなって? 芥川龍之介蜘蛛の糸 みたいなものですな。

*1:強調は筆者。

*2:無花果ではない。