音楽番組

契約しているCS放送の音楽番組チャネルで、昔から好きだった日本のフュージョン・バンドのライブ録画中継番組を行うというCMを見ました。このバンドのかつてのメンバーもジョインしてのホームカミング的コンサートのようです。あいにく仕事が込んでいる日時だったので、タイムシフトして見ることにして、ハードディスクレコーダに記録しておきました。

そして先日、録画しておいたものをようやく時間を得て見ることが出来ました。
番組を見ていると、音楽よりも対談が多いです。それでも見ていると、演奏シーン(ライブですから)の隅に、ときどき「DVD 2枚組 発売中」とスーパーとジャケ写が挿入されます。番組中何箇所かそういうところがありました。
いや、そのDVDのCMはまた別途あるのです。
どうやらこの日のライブはDVDでも発売されているようで、この番組はそのDVDから摘んできたもののようです。何日も前から番宣を流していたので、忘れないようにメモっておいて、楽しみに予約してようやく見ることができたファンである私は、安くお手軽に制作されたインフォマーシャルを見せられてしまいました。
こういうことが繰り返されると何が起こるか(あるいは既に何が起こっているのか)、業界は考えたほうがいいと思いますがね…


この音楽番組チャネルは海外の秀逸な番組を放映してくれます。しかしその一方である特定の一社提供の番組においては、このような仕打ちがあったりします。それは国内アーチストにほぼ限られます。ときどき国内アーチストによる楽器教則において、途中まで流して肝心なところはぷっつりで、あとは教則ビデオを買えという番組もあったりするわけです。