電子的可読本
ちょっと前に発表されていた e-Bookリーダー、LIBRIe http://www.sony.jp/products/Consumer/LIBRIE/ が発売になったようです。ΣBookというのも2月に出ているようですが、いずれも私自身を含め、私の身の回りの 新し物好き はまだ誰も買っていないです。しかしおおいに興味があります。コンテンツが電子化されて置き場所をとらないという点にものすごく魅力を感じています。
その昔、8cm CD-ROMを使った電子ブック規格(EB) のソニーの電子ブックプレーヤー1号機*1が発売になったとき*2には飛びついて買って辞書として学会発表に持っていった*3ものでしたが、最近は知恵もついて新しいもの、しかもフォーマットが乱立・競合しているものには飛びつかなくなりました。
それはともかく、e-BookもΣBookも現段階では読みたい本が出ていません。私の場合、たいていモノ読みは通勤の電車の中でしていて、そのときの読みモノは、
- ビジネス書
- 仕事の読みモノ
- 電気、コンピュータ関係の専門書、雑誌
- データシート
- 趣味の読みモノ
- 音楽関係の本、雑誌
- 電気、コンピュータ、工作関係の専門書、本、雑誌
- データシート、アプリケーションノート
といった感じ。仕事の本と趣味の読みモノはほとんどネタがかぶります。ビジネス書を除いて、需要が少なそうです。そもそも町の本屋でも手に入りにくい、会社の本屋も品薄、大きな本屋か、通販だのみです。普通の本でもこのような状況です。専門書の電子化なんか後回しでしょう。私が読みたいモノはヘタするといつまで経っても出てこないんじゃないかという気がしてきます。